戦評
昨今、高校に行くと「剣道をやめてしまう選手」が多い中で、熱い眼差しで真剣勝負をしている高校剣士を見ると感動すら覚えます。どうしても人間は楽な方へ流れがちですが、剣道という厳しい稽古のある競技に必死に取り組んでいる高校剣士は賞賛に値するでしょう。
さて、今年度の秋の高校選手権は男子においては帯広南商業高校の独壇場となりました。4名とも小さい頃から剣道を始めた剣士達、中学時代は帯広総体で互いに剣をしのぎ合った仲間、今は同じ高校で日々稽古に励んでいると聞きます。中でも小川選手は中学時代に故障が多く、厳しい現実を経験した選手ですが、高校では持ち前の剣道に対する勘の良さもあり、充実した試合運びをしていました。
女子は三条高校、南商業高校の選手が交互に入賞する結果となりました。三条高校、阿部選手においては長身から繰り出される豪快な面が随所に見られました。
全道大会に向け11月15日には地区予選が開催されます。今大会で結果に結びつかなかった選手も更に稽古に励み、全道大会の切符を手に入れ活躍することを願っています。なお、北海道の高校剣士のレベルは年々上がっており、今年度のインターハイでの活躍を見れば一目瞭然でしょう。十勝から選抜される選手に大いに期待します。
最後に、早朝より会場準備に奔走していただいた柏葉高校の剣道部に感謝したいと思います。
また、大会後爽やかに挨拶をしてくれる高校生達の姿が印象的でした。 |